電気情報工学科同窓会について
同窓会会長挨拶 所 哲郎(E11)
日頃は岐阜工業高等専門学校・電気情報工学科同窓会「電苑」の活動にご理解とご協力を賜り, 厚く御礼を申し上げます。
さて本年(2020年)は、コロナに始まりコロナ禍が続くなか年越しを迎えての年度末となります。2020年度からは若鮎会は機械工学科卒業生の中野会長へ、電苑は前小島会長(06期)から11期の所に引き継がれました。
所は2021年3月をもって、電気情報工学科教授を定年退職し、しばらくは非常勤で高専教育を継続予定です。今回の電苑には、ライフワークとして作成した「電気回路の例題と演習2024』の全ページPDF版を特別に加えています。是非最新の問題に目を通してみて下さい。また、現在電気学会の誘電・絶縁部門(DEI)のシニアメンバー向けに投稿中のレター原稿4回分のPDFを合わせて掲載しています。いずれも岐阜高専図書館に所が寄贈中の世界に一冊だけの教科書の内容です。高専生用の教科書ですが、恐らく全国高専No.1(ひょっとすると大学や世界でもかなり上位)だと勝手に学生にも伝えています。
2020年度の学校の様子を簡単に紹介します。岐阜高専は前年度の2月末から今年度の8月まで、前期は完全リモートにて全授業を展開し、9月の期末テスト前から対面授業や実験・実習等を開始しました。後期も定員の2分の1までの登校ルールを基本とし、週に1-2日の登校と、対面とリモート半々のハイブリッド授業を12月まで展開中です。非常勤を含めて全ての授業がリモート展開されています。
ICTをフル活用した学修支援環境の構築が、平成26年度から2020年3月まで、文部科学省の大学教育再生加速プログラム(AP事業)として展開されてきました。その成果である教育資産と資源をフルに活用し、コロナ禍での突然の教育方法の大転換を岐阜高専は全国的に見ても有数のレベルで乗り越えています。これらの教育改革の源流は2000年代に入っての小﨑元校長・武冨名誉教授・北川名誉教授・稲葉名誉教授による、電気工学科から電気情報工学科への改組に伴う教育改革、特に稲葉名誉教授発案の実践技術単位制度の導入による、学生教育の革新に始まっています。その15年間の教育改革の成果を先のAP事業により、所が事業責任者代表として全国大学や高専教育の見本としての可視化を推進してきました。
さて、電苑2018では、第8回合同クラス会での武冨名誉教授を迎えての瑞宝小綬章受章のお祝いを特集し、電苑2019では故越川名誉教授を偲んでの特集号をお届けしました。電苑2020では、現時点で集まってのお祝い会が困難なため、リモートでの電苑表章を幹事会で決定しました。下記のNo.15-21の7人の方を表彰し、簡単なコメントを頂いています。
No.19の故上野氏は、電苑2016でのボーマン先生を送る会や電苑2018での武冨先生のお祝い会、また、同期の幹事としてのクラス会開催など、多大な貢献を電苑に対して実施して頂きました。No.20の大橋君は、APで全校展開した実践技術単位を過去に無い獲得単位数まで持ち上げた立役者です。この7月からは加藤技術職員の定年後の職員として採用され、本校電気情報工学科の教育に携わって頂いています。また、No.21の山田君は在学中に気象予報士試験に合格するなど、我々教職員が想定していなかったレベルへ実践技術単位制度を拡張してくれました。
これらの電気情報工学科学生の頑張りは、所の代表したAP事業成果のエビデンスとして、全国大学との比較でも本校の優れた教育成果として審査委員に納得して頂けたものと思っています。11月に入って、堀部雅弘君が過去7年間のIEEEの論文発表数Top70に選ばれ表彰されたとの連絡を頂きました。横山君のボランティア活動、北村君の地域貢献での活躍、春日井の14年目に突入したカナダでの杜氏チャレンジなど、FBで展開される卒業生各位の活躍を楽しみに見ています。今後在校生と卒業生、および地域へ向けて電苑でも情報発信していきます。是非遠隔講演会で自身の近況をPRしたい人は所まで連絡をよろしくお願いします。
電苑特別表彰記録No. | 日時 | 称号 | 氏名 | 表彰名 | 式典名 | 担当表彰者名 | 1 | H27.5.3 | 名誉教授 | 越川純男 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 2 | H27.5.3 | 一期生 | 大野幸一 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 3 | H27.5.3 | 一期生 | 高津正吉 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 4 | H27.5.3 | 三期生 | 奥野 泉 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 5 | H27.5.3 | 三十七期生 | 武井祥平 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 6 | H27.5.3 | 三十九期生 | 後藤太一 | 電苑特別功労賞 | 合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 7 | H29.9.9 | 名誉教授 | 北川恵一 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 8 | H29.9.9 | 二期生 | 坂 隆逸 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 9 | H29.9.9 | 二期生 | 大江 豊 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 10 | H29.9.9 | 三期生 | 坂井善幸 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 11 | H29.9.9 | 五期生 | 桜井邦彦 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 12 | H29.9.9 | 三十七期生 | 豊吉隆一朗 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 13 | H29.9.9 | 四十五期生 | 松村翔子 | 電苑特別功労賞 | 創立50周年後の合同クラス会 | 会長 三辻重賢 | 14 | H30.8.18 | 名誉教授 | 武冨喜八郎 | 電苑特別功労賞 | 褒章記念祝賀会 | 会長 小島隆好 | 15 | R2.12.8 | 名誉教授 | 稲葉成基 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 16 | R2.12.8 | 三期生 | 三辻重賢 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 17 | R2.12.8 | 八期生 | 田中逸郎 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 18 | R2.12.8 | 六期生 | 小島隆好 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 19 | R2.12.8 | 十六期生 | 上野博真 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 20 | R2.12.8 | 五十一期生 | 大橋拓馬 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 | 21 | R2.12.8 | 五十二期生 | 山田啓允 | 電苑特別功労賞 | 褒章リモート祝賀 | 会長 所 哲郎 |
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令和2年11月吉日
電気情報工学科「電苑」同窓会長
所 哲郎
(昭和48年電気工学科入学)
【第6回電苑クラス会にて、左より、会長:三辻重賢(E03)、副会長:田中逸郎(E08)、会計監査:堀田律子(E11)、事務局長・会計:熊崎裕教(E12)の各氏】
「電苑」について 同窓会前会長(2012/10~2015/3) 坂隆逸(E02)
今夏は記録的猛暑の連続でしたが、当会員の皆様には益々ご健勝、ご活躍のこととお慶び申し上げます。平素から母校ならびに同窓会の活動や事業に、また母校創立50周年事業活動や募金活動へご協力を賜り、深く感謝致します。また、電気情報工学科の諸先生方にはひとかたならぬご指導、ご教授を頂き、厚く御礼申し上げます。
さて、電苑編集会議で<電気情報工学科同窓会に名前が欲しい>と提議がありました。 岐阜高専同窓会は若鮎会、機械工学科同窓会は機巣会など名前がありますが、当会にはありません。電苑の響きには愛着があり、<電苑>にとの意見が多数を占めました。電苑は岐阜高専電気工学科の学生文芸誌として発刊され、今では電気情報工学科同窓会誌の役割を担っています。ついては、当会名称を<電苑>、本会誌は<電苑誌>と呼称する予定です。皆様方のご理解を頂ければ、幸甚です。
最後に益々の母校発展と、会員皆様方のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
[事務局より]
この記事は、『電苑2013』に投稿・掲載されたものです。
同窓会役員およびクラス理事(クラス幹事)
現在の役員(2020/07/11の役員会で選出)および現在のクラス理事(クラス幹事)は、こちらのpdfを参照してください。
同窓会会則
同窓会の会則は、こちらのpdfを参照してください。
会則を補足する申し合わせ事項は、こちらのpdfを参照してください。
2013/10/26に開催された役員会で承認された旅費規程は、こちらのpdfを参照してください。
2016/10/30に開催された役員会で承認された慶弔規程は、こちらのpdfを参照してください。
事務局からの連絡・依頼事項
「電苑」という名称の由来について(情報提供の依頼) 事務局
「電苑」という名称は、約半世紀前に電気工学科の学生文芸誌として発刊(今は電気情報工学科同窓会誌として毎年発行)された時に命名されました。そして、2013年からは電気情報工学科の“同窓会の名称”となっています。
しかし、どのような経緯でこの「電苑」という名称が決まったのかについての情報はほとんど残っていません。
ついては、「電苑」という名称の来歴や当時のエピソードなどなどについての情報・記憶をお持ちの先輩方がおられましたら、ぜひ事務局へお知らせいただければ幸甚です。
情報をお持ちの方は、こちらのフォームからお願いします。
『電苑』の原稿を募集中!
募集する原稿について
テーマ
テーマは自由です。
・職場などの紹介・職場での体験・成功談・失敗談
・地域の活動・ボランティア活動
・趣味
・学生時代の思い出
・自営・営業の方の「コマーシャル」
・・・・
*昨年発行の『電苑』(CD-ROM)に掲載された皆さんからの寄稿も参考にしてください。
原稿のサイズ・形態
原稿のサイズ(文字数)は自由です。
文章の他に「写真」を添付していただいてもOKです。
「Word」などのワープロで作成した文書ファイルでも(画像ファイルを文書に貼り付けた場合でも画像ファイルを別にして添付していただけると助かります)、Textファイル(+画像ファイル)でも構いません。
* 表示書式を厳密に維持したい場合は「pdf」で保存したファイルも添付してください。
原稿の締切り
9月30日
* 9月30日以降に到着した原稿については来年号への掲載となる場合があります。
原稿の送付先
Faxや郵送でも結構ですが、できるだけ「電子メール」で、下記へ送ってください。
このHPから事務局へ送ることもできます。
*このHPから事務局への原稿送付は・・・こちらから。
 〒501-0495
 本巣市上真桑2236-2
 岐阜工業高等専門学校
  電気情報工学科同窓会事務局長 熊崎裕教
 (Email) wakaayu@gifu-nct.ac.jp (注)
 (Fax) 058-320-1263
 (Tel) 058-320-1357
(注)Emailの件名(Subject)に「電苑原稿送付」と付記してください。
『思い出ギャラリー』写真を集めています!
思い出ギャラリーについて
高専生活の思い出となる写真や記録などを『電苑』やHPに載せたいと考えています。
・撮影時期や何の写真かについての簡単な説明も付けてください。
・プリントでお持ちの場合はデジタル・スキャンしてください(プリントを郵送していただければ事務局でスキャンしてプリントを返却します)。
・「現物」をお持ちの方は写真に撮って送ってください。
写真の送付先
上記の『電苑』原稿の送付先と同じです。
会員名簿の充実についてのお願いと会員名簿の取扱いについて
会員名簿の取扱いについて
同窓会事務局で管理する同窓会会員の「会員名簿」の情報は、以下の目的に使用します。
- 電気工学科同窓会事務局から会員に送付する郵便物および電子メールの宛先
- 全学同窓会(若鮎会)から会員に送付する郵便物および電子メールの宛先
- 電気工学科同窓会の会費納入状況の管理
会員名簿の情報を上記目的以外に使用すること、および本人情報を事務局以外の第三者へ開示することはありません。
同窓会(事務局)からの「会員名簿」の配布は行いません。
会員名簿の配布は、各クラス幹事の責任で各クラスだけの名簿をクラス会員へ配布してください。
会員名簿の充実へのお願い
会員約2,000名中、宛先不明会員が約1割おられます。
- 宛先住所不明者リストは各期のクラス幹事に通知しています。
同窓会(事務局)および学校から会員への通知・連絡は、会員名簿が頼りになります。
2012年末から各期のクラス幹事さんの尽力により宛先住所不明の会員を減らすことができました。
住所異動の更新や不明者をさらに減らすことも必要です。
つきましては、以下について皆様のご協力をお願いします。
- 住所・電子メールアドレスの異動時は「クラス幹事(こちらのpdfを参照)」へ連絡をお願いします。
- 同窓会事務局へ連絡をいただいても結構です。
- 各期のクラス幹事の方は、クラス内の宛先不明会員の連絡先等の把握に協力をお願いします。
*事務局への連絡は・・・こちらから
会費納入について
会費
会則第20条および第4回合同クラス会、第5回合同クラス会、2012年10月28日臨時役員会により、会費は以下のように決まっています。
- 10,000円/5年分(1年毎納入の場合は2,500円/1年分)
(卒業時には出来るだけ10,000円/5年分を納入いただいています) - 20年分納入を持って終身会員
(卒業時に納入者の場合、卒業後15年分納入で終身会員) - 2013/3月発行の『電苑2012』復活時から会費納入依頼も再開
各位の会費納入状況
現在の貴会員の会費納入状況については、事務局から『電苑』(CD-ROM)や案内などをお送りした郵便封筒の「宛名シール」の下部に、「会費:nn/20」のように表記しています。
nnが納入済みの年数を示します(「会費:20/20」は20年分納入済みで「終身会員」です)。
会費の納入方法
会費の納入方法は・・・こちらを参照してください。
事務局からの報告事項
総会・役員会報告
総会・役員会の議事録は、会員に郵送する『電苑』(CD-ROM)をご覧ください。
会計報告
毎年度の会計報告は、会員に郵送する『電苑』(CD-ROM)をご覧ください。
電気情報工学科同窓会HPリニューアルについて
HPリニューアルについて
母校創立50周年を機に、同窓会誌『電苑』再開、同窓会活動の再生などを目的に、電気情報工学科同窓会HPをリニューアルしました。
このHPが同窓会活動の活性化に役立つように、皆様の積極的な投稿や要望・意見をお寄せください。
このHPへの投稿は、こちらのフォームからお願いします。
このHPへの事務局への連絡・通知等は、こちらのフォームからお願いします。
また、このHPの不具合などが見つかりました場合にも、こちらのフォームからご連絡をお願いします。
HP閲覧における注意事項など
- 既発行の『電苑』バックナンバーと「想い出ギャラリー」写真をこの電苑HPに掲載するかどうかを事務局で検討しています。HP掲載の可否や掲載方法(パスワードによる認証など)について、ご意見をお寄せください。
- (※後日追記します)
(※その他の「注意事項」などを後日追記します)